专利摘要:
レーザダイオードの放射輝度は、レーザダイオード駆動電流の関数である。放射輝度は、エージングと温度のようなその他の要因の関数でもある。レーザ投影装置(100)は、指定された放射輝度に対応して発光するレーザダイオード(302、304、306)と、測定された放射輝度の値を提供するための光検出器(460)とを備えている。指定された放射輝度と測定された放射輝度の値は比較され、レーザダイオードのための駆動電流は、輝度と色のバランスとのトラッキングを提供するために調整される。
公开号:JP2011508520A
申请号:JP2010539551
申请日:2008-11-04
公开日:2011-03-10
发明作者:シャーフ,マイケル,エル.;チャンピオン,マーク;ファン,ホン;ブラウン,マーガレット,ケー
申请人:マイクロビジョン,インク.;
IPC主号:H04N9-31
专利说明:

[0001] 本発明は一般に言うレーザ投影システムに関し、特にレーザ投影システムにおけるホワイトバランスのトラッキング(追跡)に関する。]
背景技術

[0002] レーザダイオードは、電流がダイオードを通過するときに発光する。レーザダイオードの放射輝度は、ダイオードを通過する駆動電流の変動に従って変動する。レーザダイオードの放射輝度は、他の要因によっても変化する。例えば、レーザダイオードの放射輝度は、時間の経過と共に変化する。また例えば、レーザダイオードの放射輝度は、ダイオードの温度が変化することに伴って変化する。このことは、レーザダイオードの「自己発熱」をもたらすヒストリカルな駆動電流(履歴駆動電流)と同様に、周囲の温度の変化により影響を受ける可能性があるために、時に問題となり得る。]
[0003] 光の発生のためにレーザダイオードを利用するカラープロジェクタは、経時劣化(エージング)、温度変化、およびその他の要因の結果として、輝度と色のバランスの変化に悩まされることがある。表示された画像の輝度はそれぞれの色のレーザダイオードの放射輝度の変化に伴って、変化することがある。異なる色のレーザダイオードが、放射輝度に影響する要素(例えばエージング、温度など)に対して異なる反応を示す場合には色のバランスも影響を受けることがある。]
図面の簡単な説明

[0004] 図1は輝度およびホワイトバランスのトラッキング機能を備えたレーザ投影装置を示している。
図2は国際照明委員会(CIE)の色度図を示している。
図3はマイクロプロジェクタを示している。
図4はマイクロプロジェクタを示している。
図5は輝度およびホワイトバランスのトラッキング機能を備えたレーザプロジェクタを示している。
図6は輝度およびホワイトバランスのトラッキング機能を備えたレーザプロジェクタを示している。
図7は温度補償レーザプロジェクタのカラーチャネルを示している。
図8は本発明の様々な実施形態によるモバイル装置を示している。
図9は本発明の様々な実施形態によるフローチャートを示している。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9
実施例

[0005] 以下の詳細な説明では、添付の図面を参照に付して、例示の目的で、本発明を実施する特定の実施例について説明している。これらの実施例は、専門家であれば本発明を実施することができる程度に十分に詳細に説明されている。本発明の様々な実施太陽は、異なっていても必ずしも相互に排他的なものではない。例えば、一つの実施携帯に関して説明されている特定の特性、構造または特徴は、他の実施例でも本発明の範囲と精神から逸脱せずに実施することができる。これに加えて、各々の開示された実施例における個々の要素の配置や構成は、本発明の精神や範囲から逸脱することなく改変することができる。従って以下の詳細な説明は、限定して理解されるべきではなく、本発明の範囲は添付の「請求の範囲」にのみによって定義され、請求項の均等物の最大範囲で適切に解釈されるべきである。図面では類似の番号は、図面を通じて同じか、または類似の機能を示している。]
[0006] 図1は輝度とホワイトバランスとのトラッキング機能を備えたレーザ投影装置を示している。装置100は、画像処理回路130、放射輝度の駆動電流へのマッピング要素110、レーザプロジェクタ120および輝度とホワイトバランスのフィードバック回路150を備えている。] 図1
[0007] 運用時に、レーザプロジェクタ120は画像を“描画”するためにビームを水平な前後、および垂直な上下に走査する。光の放射輝度は、表示面上の画素を照らすために、離散した個々の点で変化する。画像処理回路130は、画像の中の画素の位置で表示対象である1以上の色の放射輝度を決定する。回路130はノード102の「指定された放射輝度」をマッピング要素110へ提示する。マッピング要素110は指定された(命令された)放射輝度をノード(接続ポイント)104の駆動電流値にマッピング(写像、図化)する。レーザプロジェクタ120は、ノード104の駆動電流値を受領して、符号140で示される光を投射する。実施態様によってはレーザプロジェクタ120がノード104の変化する電流を受領し、レーザダイオードを送る。他の実施態様では、レーザプロジェクタ120はノード104のデジタルデータを受領し、レーザプロジェクタ120はレーザダイオードを通過する電流を発生させるためにデジタル−アナログ変換器(DAC)を備えている。]
[0008] レーザプロジェクタ120は、周囲の温度の変化に基づいて温度上昇または温度下降するレーザダイオードを含むこともできる。更にプロジェクタ120内のレーザダイオードは、発光時に温度上昇する。更に複数のヒストリカルな駆動電流はレーザダイオードに対して累積的熱作用を及ぼす可能性がある。レーザダイオードの温度が変化するにつれて、その時の駆動電流も変化する。これは表示画像の全体的な輝度(明るさ)の変化をもたらす。その他の要素も時間の経過と共にレーザダイオード放射輝度に影響することがある。例えばレーザダイオードの放射輝度はエージングによって変化することがある。]
[0009] いくつかのレーザダイオードは、他のものよりも温度変化に更に敏感である。例えば緑色のレーザダイオードは、赤色や青色等の他の色のダイオードに比べて温度変化に更に敏感である。あるレーザダイオードが他のものよりも更に敏感である場合、表示画像の色のバランスは温度の関数として変動する可能性がある。]
[0010] 輝度と色のバランスとのフィードバック回路150は、温度変化と他の要因の作用に対処し、マッピング要素110内で指定された放射輝度の駆動電流値へのマッピングを修正する。実施態様によっては、マッピングは輝度変化だけを補正するために修正される。他の実施態様では、マッピングは色のバランスだけを補正するために修正される。更に別な実施態様では、マッピングは、色のバランスおよび輝度を補正するために修正される。輝度と色のバランスのフィードバック回路の様々な実施態様については後出の図面を利用して更に説明する。]
[0011] 輝度と色のバランスのフィードバック回路150は、画像処理回路130から指定された放射輝度の値を受領し、レーザプロジェクタ120から測定された放射輝度の値も受領する。輝度と色のバランスのフィードバック回路150は、指定された放射輝度の値を測定された放射輝度の値と比較し、輝度および/または色のバランスの変化を補正するために放射輝度の駆動電流へのマッピングを修正する。]
[0012] 図2は国際照明委員会(CIE)色度図を示している。色度図200は、人間の目で観察可能な全色を表わす包絡線(エンベロープ)210を含んでいる。この包絡線210内で、三角の領域220は標準的な赤/緑/青(sRBG)表示装置で生成可能な全色を囲む典型的な色度領域を表わしている。領域220は三原色の点である赤250、緑230、および青240の中の領域として定義されている。] 図2
[0013] 図2に示すように、CIEのX‐Y色度座標では、赤は(0.6400,0.3300)、緑は(0.3000,0.6000)および青は(0.1500,0.0600)に存在する。いかなるRGBの色彩空間も同様に、R,G,Bの負でない値が、三原色によって定義される色の三角領域すなわち人間が視認可能な色範囲の中に存在する、色度域の外部の色を表すことは不可能である。] 図2
[0014] 点260は「白点」を表わしている。白点は画像捕捉または再生における“白色”を定義するための色度座標のセットである。白の異なる定義を利用形態に基づいて使用することもできる。白点260は(0.3127,0.3290)でCIED65の白点として示されている。D65の白は、文献の中で一般的に色度図として定義されている。D65の白点は、本発明の様々な実施態様において色のバランスを説明するための白点の例として説明されている。本発明はD65の白点に限定されない。本発明の範囲から逸脱せずにどんな白点も利用できる。]
[0015] レーザダイオードはレーザ投影システムで放射輝度を変化させるため、白点が校正値から移動することもある。例えばD65の白に校正されたレーザプロジェクタは、カラーレーザダイオードが異なる放射輝度の変化を温度の関数として有する場合には、D65以外の白点を表示するかもしれない。緑色のレーザダイオードが赤色のレーザダイオードと青色のレーザダイオードよりも更に温度に対して高感度である場合には、表示された白点は温度が上昇するにつれて緑点230から離れ、温度が下降するにつれて緑点230側に移動するであろう。]
[0016] 本発明の様々な実施態様では1以上のレーザダイオードの放射輝度を測定し、その測定された放射輝度の値を放射輝度の予測値と比較する。放射輝度の駆動電流へのマッピングは放射輝度の予測値と測定された放射輝度の値との間の差を補償するよう更新できる。例えば図1に示すように、レーザプロジェクタ120は測定された放射輝度の値を輝度と色フィードバック回路150に提供することができる。フィードバック回路150も放射輝度の予測値値を画像処理回路130から受領する。放射輝度の駆動電流へのマッピング要素110はその後に輝度と色のバランス回路150によって更新される。] 図1
[0017] 実施態様によっては、放射輝度の駆動電流へのマッピングは全三色のために更新される。その他の実施態様では、放射輝度の駆動電流へのマッピングはこれらの三色のうちの一色だけのために更新される。マッピングは輝度だけを補正するために更新することもでき、あるいはホワイトバランスを追尾するために更新することもできる。実施態様によっては、様々な色間の放射輝度比はD65白点を維持するためにセットされる。]
[0018] 図3はマイクロプロジェクタを示している。プロジェクタ300を装置100(図1)でレーザプロジェクタ120として使用することもできるが、本発明を限定しない。] 図1 図3
[0019] プロジェクタ300はレーザダイオード302、304および306を備えている。プロジェクタ300もミラー303、305および307、フィルタ/偏光器310、およびミラー320を有する超小型電子機器(マイクロエレクトロニクスマシン:以下MEMSとも言う)装置318を備えている。レーザダイオードは図1との関連で説明したように赤色、緑色、および青色の放射輝度データ(電流)によって駆動される。赤色光、緑色光および青色光はレーザダイオードによって提供される。レーザダイオードは典型的には柱状光として発光し、この柱状光は幅の狭いビームとして現れる。各ビームがMEMSミラーで(直接的またはガイド光学部品を介して)方向付けられるとき、光の色は画素毎にミラー表面で混合できる。] 図1
[0020] MEMSミラーは光線を水平方向と垂直方向の両方に走査(スイープ)するために2軸上で回転する。光線の軌跡は走査ドライブから受領した信号の関数である。実施態様によっては、光線は水平で前後に正弦パターンで走査できる。更に実施態様によっては光線は垂直で上下に正弦パターンで走査できる。一般的には光線は、線状および非線状パターンを含む水平パターンおよび垂直パターンのあらゆる組合せで走査される。画素は、光線が一方向または双方向に走査しているときに表示される。例えば実施態様によっては画素は光線が垂直下方に走査するときに表示されるが、光線が上方に戻って走査するときには表示されない。また、実施態様によっては、画素は光線が垂直下方に走査するときにも、光線が垂直上方に走査するときにも表示される。]
[0021] この画像構築プロセスは、動画を再生するために秒あたり多数回繰り返される。そのためMEMSミラーと三色光源は、金属およびガラス真空管およびスクリーン上の蛍光体を必要とせずに従来のCRTモニターまたはテレビジョンセットのように機能することができる。従来のものとは異なり、これはほぼ無限大の焦点の小型プロジェクタを製造する。]
[0022] 均一状態の色を発する連続光線レーザダイオードを利用して、ミリスケールでそのような投影装置を構築することが可能である。更に必要に応じて各レーザダイオードへの電力を変調させることで特定色を生成し、そのような装置の需要電力を大幅に減少させることが可能である。これらによって、小型装置に合う投影装置を提供し、蓄電されたバッテリ電力で信頼度高く運用できる。このMEMS利用プロジェクタは実施例であり、本発明の様々な実施態様は本発明を限定しない。例えばその他のプロジェクタタイプも本発明の範囲から逸脱することなく、輝度と色のバランス機能を備えた投影システムに利用できる。]
[0023] プロジェクタ300は光検出器(PD)340、350および360も備えている。光検出器340、350および360はそれぞれがミラー303、305、および307を通過する異なる色光を検出するように連携している。ミラー303、305および307は光の所定量を光検出器に通過させ、残りの光をミラー310へ反射させる。光検出器は370で測定された放射輝度の値をフィードバック回路370へ供給する。]
[0024] 光検出器はミラー303、305および307の後ろ側で光を検出しているように示されているが、これは本発明の限定要素ではない。本発明の様々な実施態様では、光検出器は光の異なる色を検出するために様々な位置に配置されている。]
[0025] 図4はマイクロプロジェクタを示している。プロジェクタ400を装置100(図1)でレーザプロジェクタ120として利用してもよいが、本発明を限定しない。] 図1 図4
[0026] プロジェクタ400はレーザダイオード302、304および306、ミラー303、305および307、フィルタ/偏光器310、およびミラー320を有するマイクロエレクトロニクスマシン(MEMS)装置318を備えており、これら全ては図3との関連で説明した。プロジェクタ400は、フィルタ/偏光器310の後ろ側に設置された集積光検出器460も備えている。光検出器460は全三色のために光を検出し、測定された放射輝度の値のデータをプロセス470で三色の全てのレーザダイオードに提供する。] 図3
[0027] 集積光検出器460はフィルタ/偏光器310の後ろ側に配置して図示されているが、これは本発明を限定しない。例えば光検出器460を複数のレーザダイオードの放射輝度測定に適したどの箇所に設置してもよい。]
[0028] 図5は輝度トラッキング機能を備えたレーザ投影装置を示している。レーザ投影装置500は放射輝度から電流への(R−I)マッピング要素502、他の補正回路504、デジタル・アナログ変換器(DAC)および駆動装置506、レーザダイオード508、光検出器(PD)510、インピーダンス増幅器512、積算器514、アナログ・デジタル変換器(ADC)516、測定された放射輝度の値の補償および校正回路522、放射輝度積算回路552、指定された放射輝度補償および校正回路554、減算器528、およびR−Iマッピング補正要素530を備えている。] 図5
[0029] 運用時に、指定された放射輝度値がR−Iマッピング要素502へ供給され、駆動電流値を回路504とDAC/駆動装置506へ提供する。DAC/駆動装置506はレーザダイオード508を通じて駆動されるアナログ駆動電流を発生させる。R−Iマッピング要素502は指定された放射輝度値からレーザダイオード電流値へのマッピングを保存できる修正可能な装置である。例えばR−Iマッピング要素502は検索用の一覧表(以下ルックアップテーブルとも言う)を保有するランダムアクセスメモリデバイスでよい。実施態様によっては、ルックアップテーブルは、1つのポートから修正でき、別ポートから「検索」できるデュアルポイントメモリで活用できる。別な実施態様では、R−Iマッピング要素は放射輝度値を駆動電流値にマッピングするための演算関数でよい。R−Iマッピング要素は本発明の範囲から逸脱することなくいかようにも利用できる。]
[0030] 補正回路504は、表示画像に適したあらゆる補償または変換機能を含むことができる。例えば補償回路504はガンマ補正等の色補正機能を含むことができる。あらゆるタイプの補償または補正を本発明の範囲から逸脱せずにデジタル駆動電流値に活用できる。]
[0031] DAC/駆動装置506はデジタル・アナログ変換器およびレーザダイオードを駆動させるために駆動回路を備えている。DACは任意数のデジタル入力ビットを受け入れることができ、任意の解像度を有することができる。例えば実施態様によっては、DACは8、10またはそれ以上の数の入力ビットを受け入れることができる。駆動回路はレーザダイオードを駆動させるに適した増幅器やドライバ等のアナログ回路を含むことができる。]
[0032] レーザダイオード508は駆動電流に反応して発光する。レーザダイオード508は、投影装置で利用できるいかなるレーザダイオードでもよい。例えばレーザダイオード508はダイオード302、304または306(図3と図4)のうちの一つでよい。] 図3 図4
[0033] 光検出器510は、レーザダイオード508の放射輝度を測定する。PD501は、図3に示すようなものを含むどんな光検出器でもよい。光検出器は典型的には測定光の関数である電流を出力する。トランスインピーダンス増幅器512はPDによって提供される電流を電圧に変換する。トランスインピーダンス増幅器512からの電圧出力は、積算時間にわたりトランスインピーダンス増幅器出力の平均値を提供するために積算器514によって積算される。積算時間はどんな長さでもよい。実施態様によっては、積算時間はトランスインピーダンス増幅器出力のシグナル対ノイズ比(SNR)を増加させるよう十分に長いが、急速輝度補正を可能にするよう十分に短い。実施態様によっては、光検出器の固有の応答時間のために積算器514は光検出器に組み入れられる。例えばレーザダイオードは画素ベースでパルス光を放出することができ、光検出器の出力は複数の画素に対して光検出器に入射する光の平均量を反映することができる。] 図3
[0034] ADC516は積算器514(またはトランスインピーダンス増幅器512)の出力をデジタル値に変換し、そのデジタル値を測定された放射輝度の値の補償/校正回路522に提供する。回路522はレーザダイオード508の後方に配置された回路の影響を除去するために補償および校正変換を受領値に適用する。例えば光検出器とトランスインピーダンス増幅器は、補償/校正回路522によって補償される伝達関数を有することができる。補償/校正回路522の出力はレーザダイオード523の実際の放射輝度を忠実に表わそうとする。]
[0035] 指定された放射輝度は積算器514と同じ時間にわたって積算する放射輝度積算回路552に提供される。実施態様によっては、積算器514は省略され、積算回路552はPD510等の測定経路内の回路の固有の応答に調和するように一定時間にわたって積算する。]
[0036] 指定された放射輝度補償および校正回路554は、レーザダイオード508前方に配置された回路の影響を除去するため、補償と校正変換を受領値に適用する。例えばDACドライバ増幅器は補償および校正回路554によって補償される変換関数を有することができる。補償および校正回路554はプロセス555でレーザダイオードによって実際に発生する放射輝度の予測値値を表すように試みる。]
[0037] 減算器528は指定された放射輝度と測定された放射輝度の値を比較し、誤差の値を算出する。誤差の値はR−Iマッピング補償要素530へ提供され、その後にR−Iマッピング要素502を条件付きで修正する。R−Iマッピング要素502はルックアップテーブルを更新するか、または要素502内で活用される演算関数を更新することで修正される。指定された放射輝度値555と測定された放射輝度の値523とを調和させることで、レーザダイオード輝度の変化が減少する。例えば温度変化によって生じる輝度の変化が減少できる。]
[0038] 図5に示すフィードバックループは様々な出力光レベルで継続的に運用できる。例えば指定された放射輝度が表示画像(ビデオまたは静止画)の画素に対応するとき、積算時間にわたって出力光レベルは画像の異なる部分で変化するであろう。実施態様によっては、R−Iマッピング補償要素530は様々な光レベルで補償データを収集し、R−Iマッピング要素502に保有される変換関数のオフセット(偏差)とゲインを収集する。実施態様によっては変換関数は2つのデータポイントに基づいて修正される。例えば、R−Iマッピング要素のデータのためのオフセットとゲインを決定するために、低い光レベルのデータポイント、およびより高い光レベルのデータポイントを利用できる。他の実施態様では、R−Iマッピング補正要素530は多くの光レベルでデータを収集し、R−Iマッピング要素502のために全く新規な変換関数をマップアウトすることができる。] 図5
[0039] 図5に示す様々な要素を本発明の範囲から逸脱せずに多くの異なる方法で利用できる。例えば、実施態様によってはハードウェアまたはソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せで利用できる。特殊な実施態様(限定しない)として、補償/校正回路522と554、および/またはR−Iマッピング補正要素530を専用ハードウェア回路またはパラメータ化されたハードウェア回路で利用できる。更に補償/校正回路522と554、および/またはR−Iマッピング補正要素530をプロセッサ実行ソフトウェアインストラクションによって利用することができる。] 図5
[0040] 図6は、輝度と色のトラッキング機能を備えたレーザ投影装置を示している。レーザ投影装置600は赤色/緑色/青色(RGB)の放射輝度から電流への(R−I)マッピング要素602、RGB DAC/ドライバ606、RGBレーザダイオード608、RGB光検出器および関連回路620、デジタルフィルタ640、および輝度と色のトラッキング補正要素630を備えている。レーザ投影装置600は、図5に示す補償/校正回路等の他の回路も備えている。これらの回路は説明の単純化のために図6から意図的に省略されている。] 図5 図6
[0041] RGBのR−Iマッピング要素602は赤、緑及び青のレーザダイオードの指定された放射輝度を受領する。実施態様によっては、R−Iマッピング要素602は別々のメモリデバイスに維持されるルックアップテーブルであり、他の実施態様では、R−Iマッピング要素602はひとつのメモリデバイスを共有するルックアップテーブルである。更に別な実施態様では、R−Iマッピング要素602は演算関数として活用される。R−Iマッピング要素は独立的に赤、緑および青の指定された放射輝度値をレーザダイオード駆動電流値へマップする。]
[0042] RGBのDAC/ドライバ606はRGBレーザダイオード駆動電流値を駆動電流に変換し、RGBレーザダイオード608は複合カラー画素を発生させるためにこれらの電流によって駆動される。例えばRGBレーザダイオード608はレーザダイオード302、304および306(図3と図4)に対応することができる。] 図3 図4
[0043] RGB光検出器と関連回路620はレーザダイオード608の発光量を検出する。例えばRGB光検出器は光検出器340、350および360(図3)または光検出器460(図4)でよい。プロセス622でRGB3色の測定された放射輝度の値を調整して発生させるために、関連回路は積算器、ADC、校正回路、その他の適切な回路を含むことができる。] 図3 図4
[0044] RGBの指定された放射輝度もデジタルフィルタ640に提供される。デジタルフィルタ640は、指定された放射輝度の値をプロセス622で測定された放射輝度の値との比較に先立って、フィルタする。実施態様によっては、デジタルフィルタ640はループ内の全回路のレスポンスの補償を試みる。例えば実施態様によってはデジタルフィルタ640はRGBのDAC/ドライバ606のドライバのレスポンスとRBG光検出器のレスポンスとを補償する。]
[0045] 輝度と色バランスのトラッキング補正要素630はプロセス622とプロセス642で提供された各色の放射輝度値の間の誤差を計算する。実施態様によっては、誤差情報は輝度の変化を補正するため、一以上の色のR−Iマッピング要素を修正するために使用される。例えば三色の全てのレーザダイオードの測定された放射輝度の値が予測された放射輝度の値以下である場合、R−Iマッピング要素のそれぞれがレーザダイオード駆動電流を増加させるために修正される。更に例えばひとつのレーザダイオードの測定された放射輝度の値が予測された放射輝度の値以下である場合、そのレーザダイオードに対応するR−Iマッピング要素がレーザダイオード駆動電流を増加させるために修正される。]
[0046] 実施態様によっては、色バランスのトラッキングのため、一以上の色のR−Iマッピング要素の修正に誤差情報を利用できる。例えばR−Iマッピング要素を色間の放射輝度比を維持するために修正し、図2との関連で前述したように白点を維持することができる。実施態様によっては一色のR−Iマッピング要素を輝度の変化の補正のために修正し、残りの二色のR−Iマッピング要素は色のバランスの変化を補正するために修正される。例えば実施態様によっては、緑色レーザダイオードは温度の変化にかなり敏感である。これらの実施態様においては、緑色レーザダイオードに対応するルックアップテーブルを輝度の変化の補正のために修正でき、赤と青色レーザダイオードのためのルックアップテーブルを色のバランスのための適切な比率を維持するように修正することができる。] 図2
[0047] 図6に示す様々な要素は、ハードウェア、ソフトウェアまたはこれらの任意の組合せで利用できる。例えばデジタルフィルタ640および/または輝度と色のバランストラッキング要素630を専用ハードウェア回路、パラメータ化可能なハードウェア回路、あるいはプロセッサで運用されているソフトウェアで利用できる。] 図6
[0048] 図7は温度補償レーザプロジェクタのカラーチャネル(色の情報経路)を示している。レーザプロジェクタのカラーチャネル700はレーザダイオード、光検出器および温度の変化やエージングによるレーザダイオード特性の変化を補償するためのその他の関連回路を含んだ回路である。図7の回路は一色のチャネルを補償する。例えば図7の回路は赤色レーザダイオード、緑色レーザダイオードまたは青色レーザダイオードの変化を補償することができる。] 図7
[0049] 実施態様によっては、カラープロジェクタは赤、緑および青3つのそれぞれのため3色のチャネル700を備えている。これらの実施態様では各色のチャネルは別々に輝度の変化が補償され、その結果ホワイトバランスが維持される。各色のチャネルは別々に輝度の変化が補償されるが、カラーチャネル700はカラーチャネル間のクロストローク現象を減少させるための回路を備えている。3×3スペクトルレスポンス逆マトリックス756に参照。これについては後述する。]
[0050] 運用時に、回路700は正規化された輝度値をプロセス701で受領する。正規化された輝度値はゼロと1との間の値として表わされる。1は最高輝度でありゼロは黒である。正規化された輝度は画像処理装置によって提供される。例えば正規化された輝度値は映像処理装置によって提供される。]
[0051] 図7の回路は正規化された輝度を受領しているが、先行する図面は指定された放射輝度の受領を示している。放射輝度は放射束(例えばワット)の単位で測定され、典型的には因子としての正規化された輝度値を有している。例えば指定された放射輝度値は、正規化された輝度の関数およびユーザ側の明度値である。図7の回路は輝度とユーザ明度を別々に示しているが、本発明を限定しない。] 図7
[0052] 温度補償L‐I一覧表702は、正規化された輝度(L)値を受領し、それを電流(I)値にマッピングしている(関連づけている)。電流値はレーザダイオード508を駆動させるデジタル・アナログ変換器(DAC)506に提供される。一覧表702は、逆伝達関数を含むことによってレーザダイオード508の非線性を補償するルックアップテーブルである。組み合わせると、レーザダイオードとルックアップテーブルとの間の変換関数は、レーザダイオードの正規化された輝度と実際の光学的な出力との間の相互の(エンドツーエンドの)線形な応答を提供する。]
[0053] レーザダイオードの温度の変化またはエージングによる変化を補償するため、あるいはユーザ明度レベルの変化を因子化するために、一覧表702の内容(コンテンツ)を周期的に更新できる。例えば実施態様によっては一覧表は各ビデオフレームあたりに1回更新される。その他の実施態様では、一覧表はユーザが望む明度のレベルを変化させたときに更新される。更に別な実施態様では、一覧表は測定された変化を補償するために必要に応じていつでも更新される。]
[0054] 一覧表702の内容はノード727のL−Iゲイン値を完全なI−L一覧表714から抽出されたL−Iデータと乗算することで決定される。完全なI−L一覧表714は、輝度と電流を広範囲にカバーする固定された電流(I)と輝度(L)との曲線を表わすデータを含んでおり、運用条件(例えばエージングや温度変化)のための完全なレーザダイオード作用曲線を表わしている。]
[0055] 実施態様によっては、完全なダイオードの稼働曲線は利用形態またはユーザの好みに基づいて使用のために抽出される。例えば好みに基づく場合、ユーザはI−L曲線の下方50%だけを使用するように輝度コントロールをセットできる。更にヘッドアップディスプレーの形態で使用されるとき、輝度の制御は周囲光の状態を克服するため更に高くセットできる。]
[0056] 実施態様によっては、製造中にダイオード特性を測定してI−L一覧表714を取り付けることができ、その後のI−L一覧表714の内容を静的とすることができる。他の実施態様ではレーザダイオードの特性を定期的に測定し、I−L一覧表を定期的に更新できる。例えば、実施態様によっては、レーザダイオードの特性をパワーオン時に測定し、I−L一覧表714を電力がサイクルされるまで静的とすることができる。]
[0057] ユーザ輝度レベルは、プロセス711でセットされ、ユーザ輝度レベルはルックアップ一覧表(LUT)712によってスカラー値にマップされる。輝度のスカラー値はスケーラ(計数器)722(詳細は後述する)に提供されてL−1データの抽出に利用される。L−Iデータの抽出部分はL−Iゲイン値で乗算され、その後、ダイオード曲線の抽出部分が正規化された輝度範囲で完全利用されるよう一覧表702に記入される。]
[0058] 実施態様によっては、ユーザ輝度からスカラーへのLUT712は直線状でなくてもよい。例えばマッピングは人間の輝度知覚に基づいて校正される。]
[0059] ノード727のL−Iゲイン値は、予測された放射輝度のレベルと測定された放射輝度のレベルとの間の比較に影響される。回路700は正規化された輝度とユーザ輝度レベルに基づいて予測される放射輝度のレベルを決定するための放射輝度予測手段を備えている。放射輝度予測手段はアキュムレータ(累算器)720とスケーラ(計数器)722とを含んでいる。アキュムレータ720は正規化された輝度値を累積時間にわたって蓄積する。アキュムレータ720は図7に示すフレーム同期(信号)としてリセット信号を受領する。リセット信号期間はアキュムレータ720が運用する蓄積期間を決定する。図7に示す実施例では、リセット信号はフレーム同期(信号)によって提供され、積算期間はビデオフレームに対応する。] 図7
[0060] スケーラ722はユーザ輝度を表わすために蓄積された輝度をスケール処理(計数処理)する。スケーラ722は測定された放射輝度のレベルと比較できるように放射線束(radiant flux, 例えばワット)の単位で蓄積輝度もスケール処理する。]
[0061] 回路700は、放射輝度を測定するための放射輝度測定手段を含んでいる。放射輝度測定手段は、光検出器510、インピーダンス増幅器512、積算器744、アナログ・デジタル変換器(ADC)746、アキュムレータ(累算器)748、スケーラ752、および3行3列のスペクトル応答の逆行列756を含んでいる。]
[0062] 光ダイオード510は、レーザダイオード508が発生させる光を検出し、これと比例する電流をインピーダンス増幅器512へ供給する。インピーダンス増幅器512からの電圧出力は、それぞれのビデオラインを経由してそれぞれのアナログ領域の中に積算される。ADC746は、積算された電圧をデジタル値に変換する。積算ラインを表わすデジタル値はアキュムレータ748によって蓄積される。従ってアキュムレータ748の出力は、光検出器510によってビデオフレームで検出された光量に比例する。]
[0063] 放射輝度予測手段と放射輝度測定手段の両方のための積算/蓄積期間は1ビデオフレームとして示されているが、これは本発明を限定しない。例えば積算/蓄積期間は、1つのビデオラインと等しくてもよい。更に例えば積算/蓄積期間は、1つのビデオラインよりも長くても短くてもよく、あるいは1つのビデオフレームよりも長くても短くてもよい。]
[0064] スケーラ752は、アキュムレータ748の出力を受領し、オフセットとゲイン調整を提供する。オフセット「b」は、他の回路要素によって導入されるあらゆるオフセットを減算する。例えばオフセットは、光が存在しないときに光検出器510によって供給される電流である「暗電流(無光時の電流)」の影響を除去できる。暗電流は光が存在しないときに1つのビデオラインにおいて光検出器の出力を測定することで校正することができる。乗数器「m」は、放射束の単位を変換するためのスケール処理(倍率変更処理)をさせる。これらの単位はスケーラ722により出力される単位と同じである。]
[0065] 実施態様によっては、赤色レーザダイオード用、緑色レーザダイオード用、および青色レーザダイオード用の3つの回路700を備えることができる。これらの実施態様では、各光検出器は、他の色のレーザダイオードから意図されない光を検出する。例えば、緑色レーザダイオードからの光を検出するための検出器は赤色レーザダイオードと青色レーザダイオードからいくらかの光を検出するであろう。このような「クロスストローク」は補正しないとL−C一覧表の誤差情報に拡散する可能性がある測定誤差を発生させることがある。]
[0066] 3×3(3行3列)のスペクトル応答の逆行列756は、クロスストロークによって発生するあらゆる誤差情報を除去するために赤色、緑色および青色を「梳き取る」。3×3のスペクトル応答の逆行列756は、測定および計測された放射束値を、3色の回路のそれぞれから受領し、3×3の行列式の乗算を実行する。クロスストロークの関与した部分は、製造または試験中に測定でき、3×3の行列式の内容はその時に設定される。実施態様によっては、クロスストロークの関与した部分は、カラーレーザプロジェクタの利用期間中に定期的に測定される。]
[0067] 3×3のスペクトル応答の逆行列は、スケーラ752とコンパレータ(比較回路)724との間に図示されているが、これは本発明を限定しない。例えば本発明の実施態様によってはスペクトル応答の行列式をスケーラ722とコンパレータ724との間の経路に含んでいる。これらの実施態様は、正規化された輝度入力値をフィードバックチャネルの中の予測される色のクロスストローク汚染値に変換する。一方、図7に示す行列式756はフィードバック入力値を色放射束値に変換する。] 図7
[0068] コンパレータ724は、放射輝度予測手段と放射輝度測定手段によって提供される、予測された放射線束の値と、測定された放射線束の値とを比較する。これらが、少なくとも閾値(限界閾値)の分だけ異なる場合、コンパレータ724の出力は、増分/減分器(インクレメンタ/デクレメンタ:INC/DEC)726にノード727のL−Iゲイン値を修正させる。予測および測定された放射輝度の値が限界閾値の分だけ異なる場合には、L−Iゲイン値は各積算/蓄積期間後に修正される。図7に示す実施例では、L−Iゲイン値は、予測値および放射輝度値が限界閾値の分だけ異なるごとに、増加または減少する。その他の実施態様では、コンパレータに対応してL−Iゲイン値を修正するために比例コントローラを利用できる。比例コントローラは、増加または減少ではなく、コンパレータの出力に比例する値の分だけゲイン値を調整する。] 図7
[0069] 図7に示す様々な要素は、多くの異なる方法で活用できる。例えば、様々な要素をデジタルハードウェア、アナログハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの組合せで活用できる。更に本発明の様々な実施態様をどの統合レベルでも実行できる。例えば要素の多くは特定の集積回路で利用できる。] 図7
[0070] 図8は、本発明の様々な実施例による移動用デバイスを示している。移動用デバイス(モバイルデバイス)800は、通信能力を備えているか備えていない携帯用投影装置の形態となることができる。例えば実施態様によっては、移動用デバイス800はその他の性能をほとんど有していないか、全く有していない手持ちプロジェクタでよい。更に例えば実施態様によっては、移動用デバイス800は、携帯用音楽プレーヤーの形態となることができる。更に例えば実施態様によっては、移動用デバイス800はセル式携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、全地球測位システム(GPS)レシーバ等を含む通信に利用できる装置の形態となることができる。更に移動用デバイス800は、無線(例えばWiMax)またはセル式接続を経由して、より大型のネットワークに接続できる。またこの装置は、規制されていない周波数帯域(例えばWiFi)接続を経由して、データメッセージまたはビデオコンテンツを受け入れることができる。] 図8
[0071] 移動用デバイス800は、光808で画像を創出するために、レーザプロジェクタ801を含んでいる。前述の投影システムの他の実施態様と同様に、移動用デバイス800は、レーザダイオードの温度変化を補償するために輝度と色のバランストラッキングに利用可能なフィードバックループを含むことができる。]
[0072] 実施態様によっては、移動用デバイス800は、アンテナ806と電子要素805とを含んでいる。実施態様によっては、電子要素805はレシーバを含んでおり、他の実施態様では、電子要素805はトランシーバを含んでいる。例えばGPSとしての実施態様では、電子要素805は、GPSレシーバの形態をとることができる。これらの実施態様では、レーザプロジェクタ801によって表示される画像は、移動用デバイスの位置と関連する。更に例えば電子要素805は、双方向通信に適したトランシーバの形態をとることができる。これらの実施態様では、移動用デバイス800は、携帯電話、双方向無線通信機、ネットワークインターフェースカード(NIC)等の形態となることができる。]
[0073] 移動用デバイス800は、メモリカードスロット804も含んでいる。実施態様によっては、メモリカードスロット804に挿入されたメモリカードは、レーザプロジェクタ801によって表示されるビデオデータのリソースを提供できる。メモリカードスロット804は、例えばマルチメディアメモリカード(MMC)、メモリスティックDUO、セキュアデジタル(SD)メモリカード、およびスマートメディアカード等のあらゆるタイプの固定化した(ソリッドステート)メモリデバイスを受領できる。ただし上記リストは例示であり、排他的なリストではない。]
[0074] 図9は、本発明の様々な実施例によるフローチャートを示している。実施態様によっては、方法900、またはその一部はレーザプロジェクタ、移動用デバイス等によって実行され、これらの実施例は前出の図面に示されている。他の実施態様では、方法900は集積回路または電子システムによって実行される。方法900は、その方法を実行する特定のタイプの装置に限定されない。方法900の様々なステップは、提示された順序、または異なる順序で実行することができる。更に実施態様によっては図9に示すステップの一部を方法900から省略してもよい。] 図9
[0075] 方法900は、指定された放射輝度値が、レーザダイオード駆動電流にマッピングされるステップ910で始まるように示されている。実施態様によっては、指定された放射輝度値は投影装置内で画像処理要素または映像処理要素によって生成される。指定された放射輝度値は、1つの画像の中の1つの画素を表示するための、異なる色のレーザダイオードのための異なる放射輝度値を含むことができる。指定された放射輝度値は、いくつかの画素のための各々のレーザダイオードのために、異なる放射輝度値を含むこともできる。]
[0076] 指定された放射輝度値を、任意の適切な手段を用いて駆動電流値にマッピングすることができる。例えば、R−Iマッピング要素502(図5)または602(図6)は、指定された放射輝度値をデジタルレーザダイオード電流値にマッピングするために利用できる。その後、デジタルレーザダイオード電流値はデジタル・アナログ変換器(DAC)を用いて駆動電流に変換できる。] 図5 図6
[0077] ステップ920では、レーザダイオードは駆動電流によって駆動される。実施態様によっては、これは、複数の画素に対応する複数の電流で駆動されている1つのレーザダイオードに対応している。他の実施態様では、これは1つの色の画素を表示するために電流で駆動されている複数のレーザダイオードに対応している。更に別な実施態様ではこれは、複数の色画素を表示するために複数の電流で駆動されている複数のレーザダイオードに対応している。]
[0078] ステップ930では放射輝度の予測値が指定された放射輝度値から決定される。実施態様によっては、これは、投影装置内の増幅器、DACおよび他の要素の影響を補償するために指定された放射輝度値のフィルタ処理ステップを含んでいる。指定された放射輝度値のフィルタ処理ステップは、レーザダイオードの放射輝度を測定する装置のレスポンスに適合させるために積算された、指定された放射輝度値も含むことができる。]
[0079] ステップ940ではレーザダイオードの測定された放射輝度の値が検出される。測定された放射輝度の値は図3から図6で示すような光検出器によって発生する。ステップ950ではステップ910で利用したマッピングを放射輝度の予測値と測定された放射輝度の値に対応して修正する。実施態様によっては輝度の変化を補正するために1つのレーザダイオードのマッピングが修正される。更に別な実施態様では、色のバランスの変化の補正のために、複数のレーザダイオードのマッピングが修正される。更に別な実施態様では、色のバランスの変化を補正するために放射輝度比を維持するよう、複数のレーザダイオードのマッピングが修正される。] 図3 図6
[0080] 本発明について特定の実施例に関連して説明したが、当業者であれば容易に理解できるように、本発明の精神および範囲から逸脱せずに変形や変更が可能である。これらの変形や変更は本発明の範囲および添付の「請求の範囲」内とみなされる。]
[0081] 102 指定された出力輝度
130画像処理回路
300,400プロジェクタ
340,350,360光検出器(PD)
302,304,306レーザダイオード
303,305,307ミラー
310フィルタ/偏光器
318マイクロエレクトロニクスマシン(MEMS)装置
400 集積光検出器]
权利要求:

請求項1
装置であって、放射輝度値を指定するための画像処理回路と、前記放射輝度値を駆動電流値に変換するためのマッピング要素と、前記駆動電流値を駆動電流に変換するためのデジタル・アナログ変換器と、前記駆動電流に対応して発光する第1のレーザダイオードと、前記第1のレーザダイオードが発光する光を検出するための検出器と、前記検出器に対応して前記マッピング要素を更新するようにカップリングされたループ回路と、を備えていることを特徴とする装置。
請求項2
前記ループ回路が、画像処理回路から放射輝度値を受領するためのデジタルフィルタを備えており、前記デジタルフィルタは、デジタル・アナログ変換器のレスポンスに近似するためのレスポンスを有しており、且つ前記ループ回路は、誤差計算機を備えており、前記誤差計算機は、前記デジタルフィルタと検出器から情報を受領するようにカップリングされており、更にマッピング要素に更新された情報を提供するようにカップリングされていることを特徴とする請求項1記載の装置。
請求項3
第2のレーザダイオードと第3のレーザダイオードとを更に備えていることを特徴とする請求項2記載の装置。
請求項4
第1のレーザダイオードは緑色のレーザダイオードであることを特徴とする請求項3記載の装置。
請求項5
前記マッピング要素に提供される更新された情報は、緑色レーザダイオードの輝度を校正するために提供されることを特徴とする請求項4記載の装置。
請求項6
前記マッピング要素に提供される更新された情報は、更に、色のバランスのために赤色レーザダイオードと緑色レーザダイオードとを校正するために提供されることを特徴とする請求項5記載の装置。
請求項7
回路であって、発光するレーザダイオードと、前記レーザダイオードのために正規化された輝度値を駆動電流値にマッピングするための検索用の一覧表と、ゲイン値に応答したスカラーデータを倍率変更処理し、倍率変更処理されたデータを前記検索用の一覧表に供給するための乗数器と、前記レーザダイオードから発光された光を検出するための放射輝度測定手段と、予測される光量を決定するための放射輝度予測手段と、前記測定手段と前記放射輝度予測手段に対応して前記ゲイン値を修正するための比較回路と、を備えていることを特徴とする回路。
請求項8
放射輝度測定手段は、光検出器、トランスインピーダンス増幅器、およびアナログ積算器を備えていることを特徴とする請求項7記載の回路。
請求項9
放射輝度測定手段はアナログ・デジタル変換器とデジタル累算器を更に備えていることを特徴とする請求項8記載の回路。
請求項10
カラープロジェクタであって、カラー画像を投影するための少なくとも1つのレーザ光源と前記少なくとも1つのレーザ光源の予測される放射輝度を決定するために結合された回路と、前記少なくとも1つのレーザ光源の測定された放射輝度の値を検出するための少なくとも1つの光検出器と、前記予測される放射輝度と前記測定された放射輝度の値に対応してレーザ光源を校正するために結合されたフィードバック回路と、を備えていることを特徴とするカラープロジェクタ。
請求項11
予測される放射輝度を決定するために結合された回路は、少なくとも1つのレーザ光源を駆動させる駆動電子機器の応答を模すためのデジタルフィルタを備えていることを特徴とする請求項10記載のカラープロジェクタ。
請求項12
少なくとも1つのレーザ光源は赤色レーザダイオード、緑色レーザダイオード、および青色レーザダイオードを備えていることを特徴とする請求項10記載のカラープロジェクタ。
請求項13
少なくとも1つのレーザ光源のために、所望の放射輝度値を駆動電流値にマッピングするためのマッピング要素を更に備えていることを特徴とする請求項10記載のカラープロジェクタ。
請求項14
フィードバックループはマッピング要素を修正するために結合されていることを特徴とする請求項13記載のカラープロジェクタ。
請求項15
モバイル装置であって、画像を投影し、ビデオコンテンツに基づいて加熱されるレーザダイオードを含んだレーザプロジェクタを備えており、前記レーザプロジェクタは、前記レーザダイオードが発光する光を検出する少なくとも1つの光検出器と、前記レーザダイオードのための駆動電流に所望の放射輝度値をマッピングするためのマッピング要素と、前記光検出器に対応して前記マッピング要素を調整するためのフィードバックループと、を更に備えていることを特徴とするモバイル装置。
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